Wilson CLASHをV1・V2・V3と3世代乗り比べ。結局V1を使い続ける理由
2026-10-25 ・ 管理人(テニス歴30年以上)
WilsonのCLASHは、大きくしなる柔らかいフレームが特徴のシリーズです。私はこのCLASHを、V1・V2・V3と3世代すべて買って使ってきました。
結論から言うと、今も使い続けているのは初代のV1です。この記事では、3世代を実際に使った感想と、V1に落ち着いた理由を書きます。
CLASHはどんなラケット?
- フレームが大きくしなり、ボールを長くつかむ感覚がある
- ひじや肩への負担が少ないと言われる
- しなりを生かしてスピンもかけやすい
それまではフェデラーモデルのプロスタッフRF97を使っていましたが、さすがに重く感じるようになり、トップライトのラケットを探して買ったのがCLASH 100 TOUR(V1)でした。
V1(初代)
正直、デザインは好きではありません。それでも、とにかくボールがコートに収まります。少し振り遅れても間に合ってくれる感覚があり、これが手放せない理由です。
海外のレビューでも、初代V1はフレームがよくしなり、ボールをポケットのように包み込む感覚が評価されています。一方で、弾道が上がりやすい、ストリングが動きやすいといった指摘もありました。
V2
期待して買いましたが、思ったより振り抜きが良くありませんでした。V1とは全然違う、というのが正直な感想です。
レビューでの評価は分かれています。
- 「V1より柔らかくパワーがあり、スイートスポットも広い」という声がある一方、「打球感がぼやけて手応えが薄い」とも言われる
- 「V1よりしっかりしていて、しなりやボールのつかみ感が減った」という声もある
- 芯を外したときにフレームがぶれやすい、ボレーで安定感が足りないという指摘が複数ある
V3
V2と同じような印象で、振り抜きはやはりV1には及びませんでした。V2とV3の細かい違いは、正直なところ覚えていません。
V3は2025年に発売され、海外レビューでは次のように言われています。
- V2より少し柔らかく、なめらかな打球感になった(硬さの指標がV2の57から54に下がったとするデータもある)
- 芯を外したときのぶれが抑えられ、ボレーの安定感が良くなった
- スイングウェイトなどの数値はV2とほぼ同じで、「性能はV2とよく似ている」という評価も多い
- 「初代V1の柔らかさに近づいた」という見方もある
数値上はV2とV3の差は小さく、私が「同じような印象」と感じたのも、それと一致しています。
結局V1を使い続ける理由
どう振っても、振り抜きの良さはV1が一番でした。新しい世代が必ずしも自分に合うとは限らない、ということを身をもって感じたシリーズです。
今使っているのは、最初に買ったV1の2本だけです。ガットは自宅のマシンで適宜張り替えていて、縦ナチュラル・横ポリのハイブリッドを50ポンド前後で張っています(詳しくはガットの選び方に書きました)。
今のCLASH 100の価格
現行モデルと型落ちの価格は、このサイトで毎日自動更新しています。
まとめ
最近のラケットはトップライトのものが少なくなっています。重いラケットがつらくなってきたけれど、ヘッドが重くて振り回されるのは嫌、という人にとって、CLASHは今でも数少ない候補の一つです。
- 振り遅れをカバーしてくれる、コートに収まる安心感が欲しい人に向く
- ひじや肩への負担を減らしたい人にも候補になる
- はっきりした手応えや、パリッとした弾きを好む人には物足りないかもしれない
- 世代によって打ち味が変わるので、買い替えの前には試打をおすすめします
参考にした海外レビュー:Too Many Rackets(V3とV2の比較)、Tennisnerd(V2レビュー)、Tennisnerd(V3レビュー)